リードオルガンとは?



知らない人には新しい楽器、リードオルガン

 

リードオルガンとは、足元の2枚のペダルを足踏みする操作により、リードを振動させ、発音する仕組みを持つオルガンです。

日本ではリードオルガンのことを「足踏みオルガン」「風琴」とも呼んでいます。

 

このオルガンは、19世紀のフランスで原型となる楽器が生まれ、演奏されてきました。日本では、明治から昭和初期にかけて学校教育や家庭で広く親しまれました。しかし、戦後にピアノが普及したことで激減し、2000年には国産の足踏みオルガンは製造がされなくなりました。現在は、絶滅の危機にさらされている貴重な楽器の1つです。